おばちゃんはどう生きるか

40代更年期と入れ歯問題始まりました。

明けました。

2020スタート。
年初はいつも目標を決めるが殆ど実施に至らず。

新聞を読んでいたらほぼ同い年の方が目標を投稿していた。
①庭にハーブを植える
職業訓練校に行き介護の勉強をする
③‥忘れた
この方はなんと素晴らしい、きっとやり切ると思えた。おばちゃんはどうなるやら。

日々まだ肌荒れに一喜一憂し、パートの働き方に悶々とし、やりたい勉強が今ひとつ乗り気にならず。あったかくなったら庭の手入れはしようと思うが。
あー。こうやって何にも変わらないまた一年にのるのかしら。

正月に実家に帰ったら実母が丁寧に食事を作ってくれたが、正直遅いし、肝心の味付けは私に任せる。実姉にも気を使うし、疲れ半分というところ。しかも毎年狭い我が家に遊びに泊まりに来るのだが、もう上も中学生になるから来ないかなと思っていたら、新築のお祝いを過分に頂戴して遊びに行きたいと言われる。
嬉しいけど、この金額を頂くということは、それなりのおもてなしも必要かと今から準備の事を考えてしまう。

とはいえ、実家の母と沢山話が出来た。
彼女は老後のお金の事が最近不安なようだ。
長子の二十歳のお祝いをくれるというが、お金ではなくて物であげたいという。
近くのモールの中にブランドショップがあるから鞄とか時計等を買ってあげたいと。

ブランドの正規店ではなくて、あらゆるブランドの正規品が少しディスカントされて置いてあるようなお店。地方に多い。

東京に住む今、自分も勘違いなのかもしれないけど、そんなお店で購入するなら少し高くても正規店で買いたいと言ってしまった。
母はそうなの、でも一応見てみたらと思うんだけど、第一疲れるからわざわざ遠くまで買いに行けないからと言う。

予算も?だがとりあえず見に行ったが、やはり長子の欲しい物は無く。店内は少しヤンキー風な買い物客がワサワサ居た。

次子にも何か買ってあげると言うので、音楽CDを購入しようとして二枚組5000円位か、2300円で迷っていたら迷わずこっち!と安い方を手に取りレジに向かう母。

勿論お年玉もくれたし、誕生日にあまり欲しい物を買ってあげられなかったからとついでに買ってくれただけなのでそれで充分だ。

でも帰ってまた、西の魔女の香典代の実家分を立て替えて払った私に返す際にもまたお金の話になった。
もう今後は毎回払えないかも、以前あなたに預けたお金から出して欲しいと言うかもしれないと。
確かに100万預かった。
自分の葬式や親族葬儀の際に色々帰省などしたりする費用として取って置いてと言われたのだ。

勿論、そうならそこから出すので請求しないよ、でもなぜそんなに不安なのと聞くと
いつまで生きるか分からないけど、下の世話は同居の姉にはしてもらうつもりはない、そうなったら施設に入るからお金が入ると言う。

同居の姉たちは土地は相続すると決まっている。私が権利を放棄させられたのはその分姉が介護もする条件だと思っていた。
上物は姉達が建ててくれた、土地代だけでは足りないと私は思うと母はいまさら言う。
姉夫婦は共働きでずっと母が子供を見てきたから成り立っているといつも愚痴をこぼして聞いてきた分、もう手が離れた孫の世話も無くなり、お互い様の関係が無くなったから世話をかけるだけの関係性は嫌なのだ。

まだ孫はいるから同じようにお祝いもしたい、新築のお祝いもあげたいけど、と半分泣く。

なんだか切なかった。私はお金が欲しいのでは無いから、老後が心配なら私が看ると話した。そのつもり。