ゲイジュツの秋。
観劇に行った。
かつてから好きだった俳優さんの舞台。生で見たくて、今年の目標としていた。
晴れてチケット購入、初めての劇場。
舞台中央ど真中、前から数列目。
俳優陣の表情もよく見えた。
内容は、よかったと思う。
ただ、劇は劇。声も動作も大きい。
なんというか、お腹いっぱいになる。
スタンディングオベーションで3回のカーテンコール後も拍手が止まなかった。
以前海外で声を出さない、踊りと道具を叩くだけで魅せるミュージカルを観た。
楽器でも無く、本人の身体や身の回り品を駆使して、それはもうカッコよかった。
また観たい。
あとはコンサートかな。音楽とダンス、おばちゃんには無い才能に憧れる。
もっとも、他に何も才能など無いけど。
池内紀さんの本に遅まきながらハマり、夜な夜な読んだり、安楽死関連の本を読んでいる。
やはり、日本に居ながらスイスでの安楽死はハードルが高い。
尊厳死と安楽死の違い。日本にいるなら尊厳死しかない。なので協会にも入ろうと思う。
そして、健康診断やドッグは受けない。
感染症や、突発的怪我、痛みを伴う症状が有れば医者にかかって一時的な治療はしてもらう。
それ以外ではかからないようにしたい。
何故だろう。生きる希望があまり無い。
人と話したり、食事したりするのは楽しい。
でも、無くても良い。
1人部屋で、本を読み、少量の食べたい物を食べ、お酒を少し嗜み、自分に出来る仕事をする。清掃でも、内職でも、何でも構わない。
年に数回、お洒落して観劇したり、コンサートに行きたい。そういう時は誰かと2人くらいで行けたらな。
そんな人が数人いてくれたら、いいなぁ。
あとは野菜作りをしてみたい。
でも、長生きはしたくない。
この、ヤヤコシイ小心者の、無能なおばさんは長く生きてる意味はあまり無い気がするから。
神さま、よろしくおねがいします。