おばちゃんはどう生きるか

40代更年期と入れ歯問題始まりました。

母の日。プレッシャー。

長子が初めて、お花をくれた。

予約してあったそうで、綺麗でおしゃれな花束。
2000円したと。
彼女のお財布にはもうお金無いだろう。すぐさまお小遣いをあげたくなってしまうが、それもおかしいので、頃合いをみてあげよう。
次子は勉強中の英語でお手紙をくれた。子なりの工夫がみられてこれも嬉しかった。

有り難う。

しかし、母の日近くになると広告や宣伝で「もうすぐ母の日!」と連呼するのは何だか居心地悪い。
子供は義務感にかられるのでは、と思うし、でもこんなに宣伝しているのに当日何も無くスルーされたら悲しい。

自分はというと、今ほど母の日キャンペーンも無かった時代だったのもあったが、学生になってアルバイトを始めてからは何かしらあげていた時もあったと思う。でも誕生日にも何も祝わない家だったのでそこはお互い様で母も何も言わなかった。

でも結婚してからは毎年必ず義母にお花、実母にはその年々で好きそうなものをチョイスする。
私はプレゼントを贈るのが好きだ。
あれやこれや、高くなくても気に入って貰えそうな物を考えて選ぶ楽しさ。

オットには、私はあなたの母親ではないので何も要らないと伝えてある。
でも安いお花1本でもビール缶でもくれたら嬉しい。でも何もしない。一緒に買い物していてどうしたって目に入ってくるのに、全く関心を、示さない。
挙げ句、デザートに自分がケーキが食べたいと言い出し、私は生クリームが苦手だから要らないわと言うと、じゃぁ和菓子くらい買ってあげるよ、と。
ついでかい。
しかし、最近知人から幾つか和菓子を頂き家に有るので、子供も好きなフルーツを買ってもらう事にした。お菓子より果物がもう良い歳かな、と然り気無く言っておいた。多分忘れるだろう。

誕生日も義務的だ。何かあげないと私がうるさいとくらいしか思っていない。
高いものが欲しいわけでも無いのに。
要はその気が無いのだ。
オットは私の好みを考えて居ない。知ろうとしない。
だから面倒で、ケーキなら喜ぶと未だ思っている。
もう何年も食べていないのに。

欲しいもの。

ガラスのキラキラ。
書きやすいペン。
スノードーム。
上質な便箋と封筒。
イニシャル入りのレースハンカチ。
少し高級な果物。
美味しいお酢のジュース。
わらび餅。
鏡つきリップ&チークパレット。
軽い日傘。

思い付かないだろうな。オットよ。
そんなに高くないぞ。

私はあなたの欲しいもの、分かるよ。