おばちゃんはどう生きるか

40代更年期と入れ歯問題始まりました。

色々勉強中。

来月試験を受けるために勉強中。
しかし、頭に内容が入らない。記憶力悪すぎ。
受かる自信がないが、受かるまでコツコツやれば良いと呑気なもの。故に勉強も楽しい。
結果も大事だけど全てではないよね―、なんて。

英語もコツコツ中学生英語から学び直しているが、動詞の変化形も、過去完了とかすっ飛んでいる。
ここまでくるともう開き直る。

オットの海外出稼ぎ中に家族も訪れたマイルが溜まり、せこい我が家は期限切れの前にマイルを使おうと貧乏旅行を考えた。此がきっと最後。
でも、大変なのね。マイルが使える期間やフライトは限られるし、加えオットの仕事、子供の予定を考慮、その上ホテルや、足りないマイル分は別便で予約、はたまた乗り継ぎ便の予約。

何処へ行くかも巡りめぐってやっとこさ決めてから実際予約完了迄丸1日。
旅好きだから、こういう作業も楽しいのだが、急がないと席数もどんどん無くなるので流石に疲れた。オットは疲れた、と連呼。私も同じなのに。

マイルが足らず、帰りの便は一人別便になる。
母子が別れるより、オットが別便になるのが普通かしら、思っていたら「何で俺だけ別便、になるのが当然な訳?」と怒り出した。

「嫌なら私が別便で帰るし、本当に良いよ。」

本心は女々しい男だと思った。私は別便でトランジットしながら異国の空港に降り立つのも楽しいとさえ思ったが、次子は小学生だし、今でも夜一人で寝られない子だ。離れると不安に思うだろうと。

オットは私が別便で帰るからと言うと急に「別に良いんだけど、なんか最初から俺ありき、みたいな感じはおかしくない?」とか何とか言い出す。
思わず
「ダサい‥」と呟いた。聞こえてしまった。
「何?!」と強烈に反発。
私は本当に一人で良いが、子供の事を考えて言ったまで、父親が別便になる発想が特別非常識とは思わない、ダサいと思ってしまったのでつい口走った、ご免なさい、でも私が別便で帰ります、と言う。

もういい、俺も別に嫌じゃないんだ、とかブツブツ言いながらも険悪。私も感じ悪いのは確か。でも、

格好悪い人。

結局オットが別便になる予定だがまだ予約していない。まだ変更可能なら私が別便にしようと考えている。ふと思い付く。
別便で乗るついでに行方を眩ます事も出来るかも。
でも捜索されると滅茶迷惑かけるよね。
トランジットでしくじったふりして何日か帰れない、とか。
でも帰ってから馬鹿にされるな。

万一墜落してももう人生に未練は殆ど無い。
有るのは子供の成長を見届けたかった、母親に最後に会いたかった、事だけかな。 

妄想メランコリーおばちゃん。