おばちゃんはどう生きるか

40代更年期と入れ歯問題始まりました。

兄弟とは。

久々に実母と電話で話す。

実姉の子供の話と父親←母のオット の話題が何時も殆ど。姪は私も次子も好きなので、話を聞くのは楽しい。次子に後で報告するととても喜んで聴く。
何でも夏休みの課題が大きな賞に選ばれたとか、でもまた少し手直ししたり、発表の準備が忙しいそうだ。喜ばしい事だが母は私に遠慮していつも控え目に言う。スポーツも音楽も得意、優しくて自慢の孫だと思う。私も本当に嘘偽りなく誇らしい。

でも、実姉とはどんどん距離を感じる。
彼女はワーキングウーマン。昇進も早くキャリアを積んでいて日々とても忙しいようだ。なので同居の母が孫の世話の殆どをしている。
一方、専業主婦で引きこもりなおばちゃんは共通点が子育て以外に無い。
昔から頭の回転が早くて話が面白いので親族間ではとても可愛がられていた。おばちゃんは話は下手、器量も良くなく、愛想も無いので特に祖母の扱いの差は歴然だった。
何時もポッチャリのこけし顔だねぇ。←おばちゃん
細くて眼がパッチリのフランス人形さんだ。←姉

学歴はお互いパッとしないのだが、今となっては姉はそれがとてもネックな様でその頃塾に行かせて貰えなかった等の愚痴を未だに母に言うようだ。其が母は辛いと溢していた。

私は自分は余り価値の無い無能な人間だと思っているので、今の状態が寧ろ家族に申し訳なく思う。
私が居なくなれば家族の生活はもっと良くなるかもしれないし、精神的に皆が楽になるかもしれない。

もしおばちゃんが自死したら。

母がどんなに悲しむだろう。無論、オット、娘や姉、その他大勢に多大な迷惑がかかる。だからそんな畏れ多い事をするはずも出来るはずも無いが、その母が他界したら。

私は大丈夫だろうか。

姉と、仲良く老後に旅やお出掛け等したいと思う時があり、以前ちらりと退職後は?と聞いてみた。
彼女は地域のボランティアや何かしら仕事をしたいと語っていた。私との旅行等、頭にも無さそうだった。

兄弟とは、そんなものなのかな。寂しかった。