おばちゃんはどう生きるか

40代更年期と入れ歯問題始まりました。

結論は。

晩酌するようになって間もなく、夫の仕事関係でまた引っ越す事に。
この時は嬉しかった。好きになれなかったこの土地を離れられるから。

新しい土地は、賃貸だけど家が気に入った。

しかし、夫は初めは良かったが直ぐに会社のなかで上手くいかなくなったようだった。
でも、相変わらずお盛んな飲み会や付き合い。本人は「これも仕事。人脈も必要」
でも毎年有る人事考査の評価は下がるばかり。口癖は「ちゃんと評価されない。自分の力が発揮できる部署ではない」。
本人は頑張っているだろうし、実際働いているのは彼なのだ。昇進しなくても、お給料を貰って来てくれるだけで有り難いと思っていた。

ここで初めて登場するが、彼の舅は姑と不仲で別居していた。昔浮気したからとか何とか。詳しい事情は知らないが、姑&小姑に疎まれ家に入れて貰えないのだ。如何に怖い女史達かお分かりだろう。
でも、あの二人よりはまともだし、余りに可哀想なので彼女たちに内緒で舅とは関わってきた。
家にも年に数回泊まりに来て、旅行も何度も行った。舅の祖母にも、数回足を運んだ。

引っ越し先にも舅は直ぐやって来たが、歳をとってきたせいか、段々子育てにもを出すようになった。

ある時「anaさん、(←私)私らのことは気にしないで良いから。わたしらは適当にやってるんで構わなくて結構ですわ」と炬燵に入って次女と夫とTVを見ながら言ったのだ。あっち行けとまでは言わないけど、邪魔くさい感じだった。
ノンビリしてるんだから近くでガチャガチャ片付けてとかしないで、みたいな。

うーん。構わなくて結構?わたしら?
滞在中の食事作りや舅好みのお酒の用意、外出先の食事代、観光費用払い、布団を用意し、帰りのお土産、観光に、何処へいくか考えるのも私。その間の片付け、洗濯、子供の世話。

忙しかった事もあり、心が苛ついた。
舅が帰ったあと、夫につい愚痴ってしまった。

信じられないが夫は私の愚痴を舅に、漏らした。

舅が後日私に連絡した来たときの口振りと様子でおかしいと思い、夫に問いただしたら、白状した。

私はプツン、と何か切れた。

今まで舅に良かれと思って、孝行のつもりで15年以上関わってきたのに、たった一度の愚痴をまさか本人に言うとは。


夫に対して私の気持ちはこの日から変わったと思う。

酒量も増えたかな。

続く。