おばちゃんはどう生きるか

40代更年期と入れ歯問題始まりました。

養老先生とまる。

「自分自身の存在が不要不急だから、外に出る必要がない。
解剖学なんて、急ぎ必要なものでも全くないのだから」。

先生、おばちゃんなどはどうすればよいのですか。
人様に教えられるような学も、技も、持ち合わせていません。
一生、不要不急、不求 な存在です。

強いて言えば、子供を授かったことにより
彼らの人生に「母親」という存在がどうしても必要な場面において
存在意義が有る、ことくらいでしょうか。
でももうそれもあまり成長と共に必要はなくなってきました。
お金さえあれば、彼らは生きてゆけるのです。
私が教えられることなど、もう無いのです。

最低賃金のパート代でほぼフルタイムで働き、
老いていく身体に日々がっかりし、
性欲も食欲もほぼほぼ無く、
日々の楽しみは子らとの会話と、週末の少しのお酒。
たまに面白いと感じるドキュメンタリーのTVを見ること、
休みの日に好きな雑誌や本を読みながら食べる一人の食事、くらい。
でも、子らは面倒くさそうにもみえて、付き合ってもらっているのが伝わるし、
生産性の無い、先の無い生活をしているなと虚しくなります。

どうしても自分の存在の意味を見つけらられないとき、どうしたらよいのだろう。

ボランティア活動、趣味、瞑想、誰かに相談、
色々言われてしてみたことも有るけれど、それでこころが救われるとは思えていないのが現状です。

おばちゃんも、まるみたいに逝きたいな。