おばちゃんはどう生きるか

40代更年期と入れ歯問題始まりました。

鬱々と。

4連休。でもどこも行かれやしない。
ここはトウキョウ。(の端っこも端なんだけど)

雨も多いし、肌は相変わらずだし。ねえ。

なんでかなあ。レーザーして、うん。確かに赤みは何となく以前よりかはマシかも。
でも左頬、鼻横ばかり小さな吹き出物は治らない。いたちごっこのように
湧いて出てくる。

ネットでググると左頬は「腎・胆の不調、ストレス、睡眠不足」とある。
ストレスなんて人それぞれだし、お酒もほとんど飲まないし、よく寝てるし・・。

サプリの取りすぎ?でもビタミン類は基本不要分は尿に排出されると聞くし。
やっぱり顔ダニ?でも痒くない。
汗をかくところだから皮脂が毛穴に詰まって炎症なのかな。
まあ、バリア機能が弱いってことだ。きっと。
薬を塗るべきか、わからない。この程度なら我慢すべきか、炎症の火種は断つべきなのか。
今度必ず皮膚科で聞こう。

帰省も出来ず、母と会えないのが寂しいが、母も同じなようだ。
姉と同居していても彼女は超忙しいらしいし、孫も思春期で寄り付かなくなってきたとか。
かわいい時代も長かったから、仕方のないこと。
だからなのか、週末になるといつも電話をかけてきて、とせがまれる。

うん、かけるよ。少し面倒な時もあるけど。
だってこれでもし会えなくなったら、声を聞かれるのも今だけかもしれない。
当たり前や、永遠なんてこの世に無い。
普段は普段で無くなり、新しい様式の生活、にしなければならなくなった。

しかし「With コロナ」軽い響きでキライ。

母に会えない。

都発着の移動はだめよね。
帰省もダメか。おかあさーん。会いたいよ。

毎日まいにち真面目に3密回避。仕事と家の往復。

食べたいものもさしてあらず。味気ない日々。

とはいえ、おばちゃんは元々一人行動が多いし、友達いないし、少し気が楽。
zoomなんぞで気軽に話せる人もいなしけど。まあいいや。

肌は、新しい皮膚科に変えて約ひと月。
ようやく大先生の診察。ドキドキ。

肌は噂通りの超美肌。何を仰っても一番説得力有るよね。
しかし良くお話になる先生で、こちらの話す間がない。
何とか合間に入り込んでメモしていった質問を入れる。
聞きそびれたこともあったけど・・・。

あと、やたらお金がかかることをお勧めする。
先生にとってはたかが知れているかもしれない金額だけど、パート主婦には、はいそうですかと
軽く出せる金額ではない。でも、おばちゃんは決めたから、よくなるのなら全部つぎ込む決心だ。

何年ぶりだろう。顔レーザーを処置。かなりビビッて先生に今も頬にブツがあるけど施術していいのか、
聞いたが、顔がどんな状態であっても大丈夫なくらい、医師にとってはこのレーザーは医師要らずの
ある意味侮辱的な良機器だとか。

でも施術は美容部部員か、看護師か?の女性がする。
暖かいシャワーを浴びる程度の暖かさって言ったけど、結構熱い。いや、かなり熱い。
温度間違えてない?と不安になるほど。処置後冷却もなし。
しかも「肌が弱ってる人は赤みやブツブツがでることもあります」と。
もう出てます。ええ。ブツが出る側の頬がやっぱり熱いし全体赤い。赤い斑点も。

泣きたいような、やっぱり辞めたほうが良かったのか、悲しい気持ちで帰宅。
おまけに夜中にかゆくて寝られなくなる。

顔ダニがお陀仏するとき死骸などがまた肌に刺激を与えて赤くなると聞いたことが。
ならばそれか。いや、そんなに簡単に死ぬ→赤くなるって早すぎる反応だろう。
でも痒い。60度くらいの温度なら死ぬからやはりその影響か。
もうおばちゃんの脳内には「顔ダニ」しかなかった。

刺激を受けた肌にメトロ軟膏を塗っていいのか病院に聞きたかったが、おかしい人と思わるに決まってる。
もういい、塗っちまえとぬりぬりして就寝。
痒みは治まった。赤みは残っていた。ブツは消えていた。少し丘疹はあったが先っぽがほんのり赤く、
下は肌色なのでまるで顔ダニが半分肌に埋まっているかのよう。そんな肉眼で見られるほど
大きくないから絶対そんなことはないのだけど。そんな発想をする自分がもう哀れで笑える。

パウダーで赤みを隠して出勤して、先生お勧めの高いクレンジングで洗顔する。
こんな事、半年前は愚行だとずっと思っていた。肌断食こそ最強と信じていたから。
すごく良くなってはいない。でも化粧もどきをするのは心が明るくなった。
誰かに頼って肌の経過を診てもらえる、その安心感をお金で買っている。

馬鹿な人だと笑われてもいい。おばちゃんにとっては1万円も大金。
それを月に何万とつぎ込む。まだひと月だけど。
ずっとお金使ってこなかったから、死ぬ前に?こういう時期があってもいいんだと自分に言い聞かせている。
パート代はすべて自分のものではない。でももういいやと、諦めるまで今回は使わせてもらいます。
すみません。
次回は2週間後に2回目のレーザー。

この世どうなるのか。

コロナに豪雨。
経済は悪化の一途。給付金を手にしても、たちまち消えていくよ。

まだまだ感染者は増える一方。

「コロナは風邪です」どこぞの候補者のフレーズ。
もうそう思いたい。

不思議だよね。つい半年前とは別世界。みんなマスク。衝立越しの買い物、面談。
1年後、この光景を笑いたい。おかしなことしてたよね、と。

そのくらい状況が変わっていて欲しい。

もうずーっと、家族のご飯を3食作り続けるのかな。
テイクアウトもお金がかかるもの。
我が家にはまだまだ学費のかかる子供と、長生きするかもしれない我々夫婦2名。
いくらあっても不安な懐事情。

パートに行って、掃除洗濯、3食作って、そのうち介護かな。

おばちゃんの人生。

続・諸々。

なんか頬の一部分が赤い。絶対そう。

ファンデーションで隠そうにも、ビビッてほとんど付けていないに等しい程度なので隠れやしない。
(そんな薄く塗るならやめとけって話だけど、まだ勇気なし。そのお粉をはたく行為そのものからリハビリ)

このまま赤くなって、炎症したら目立つこと間違いなし。病院に電話した。
受付のお嬢は「気になるなら今使っている美容液をやめてください」とのこと。
でも、今までそのような患者さんはいなかったようで「それが原因とは考えにくい」とか。

1週間後の診察の予約を入れてもらい、電話を切ろうとした」その時。
お嬢が「一応先生に聞いてみます。美容液止めるかどうか」

→「先生に確認しましたら、しっかり2週間そのまま使い続けて様子を見たいそうです」とのこと。

なんだか心強かった。その先生は実はその病院では2番手の所謂助手的存在。きっと
化粧品その他の使用は止めて様子見ましょう、と言うとばかりだと。

これで炎症起こしても吹き出物出ても、先生の判断だから仕方ないと思えた。

その後3日ほど経つと、なんとなく赤みがマシになって引いてきたような。
このクリニックはいけるかもしれない。でもまだ半信半疑。
病院にはとことん、裏切られてきたから。

一方、いつも愛読しているとある皮膚科医のブログでは毎度、
「保湿は肌をだめにする」「何もしないのが一番」「ワセリンとお粉、石鹸で十分」
ステロイドは少しでも塗ると離脱が難しい」とある。

おばちゃんは先日庭の手入れをしてどうやら臀部を何かに噛まれたようで痒いわ
腫れあがるわ、で別の皮膚科へ。当然のごとくステロイドを出された。

でも塗ってしまった。臀部だし、1週間と言われたけど3日で痒みは治まったし腫れも引いたので即中止。
薬は難しい。上手に使いこなせれば良いのだろうけど。
体質や年齢、個体差あるからね。

昔はこんな風に腫れたりしなかった。歳を取るということを実感せずには居られない今日この頃。

その後諸々。

そう。肌断食もどきはもう止めた。
大体2年やりましたよ。エエ。
とにかく顔は洗剤で洗わない、擦らない。化粧はしない。直近8か月くらいはノー保湿。
どうなったかって?

メリット
・顔は赤ら顔は少し治まった。
・イチゴ鼻は解消。
・顔のしわは減った。ほうれい線当たりは。
・吹き出物は少なくなった。
・お金がかからない。
デメリット
・垢が溜まった。見た目汚い。
・常に肌が安定しない。外環に敏感に反応していしまう肌に。
・精神的に辛い。いつも肌のことを気にしてしまう。
・化粧をしないので気持ちが上がらない。

大まかにいうとこんなところ。おばちゃんは更年期真っ盛りだから特にきつい。だって
肌はターンオーバー遅い(若しくは狂ってて早すぎるかも)から下から綺麗な皮膚は
なかなか上がってこなかった。垢も堆積してくすんでいた。

でも。こうして書くと一概に悪いことばかりでは無かったような。と、思いたい。
だってそうでないとあまりに悲しい。

さて、おばちゃんは意を決して美容皮膚科も併設する皮膚科を新に開拓し、やっとこさ一度目の
診察に行ってきた。普通の皮膚科ではおばちゃんの肌の赤い白いやシミなんかどうでも良いのだ。
吹き出物が出ようが赤かろうが「すんごい大変そう」でなければ。適当にニキビ治療薬と
硫黄カンフルとか、ヒルドイトみたいな保湿剤出して終わり。酷いとステロイド

そんな皮膚科は虫刺されとかかぶれとかあせもとか化膿とかの時だけお世話になることとする。
酒さは皮膚科では治せない。治ると謳っていても結局は自費診療。
ならばやっぱり美容皮膚科しかないよね。

いわゆる肌診断、後の先生との診察。ざっとこれまでのいきさつを話す。
20分~30分位。結果は
血管拡張している。シミがすごい。意外とキメはある。コメドが口周りと鼻下に多い。→めちゃ汚なかった・・・。
綺麗な女医さんを目の前に恥ずかしかった。
過去に色々して肌に変なスイッチが入ったんだね。でもがんばってここまでにはしたのね、と言われた。

診察と、化粧品と、肌診断で占めて5万位。
今後はレーザーで真皮から肌を改善して、広がった血管を落とす、保湿と洗顔はして化粧もお粉で赤みを隠しつつ
やっていきましょうと言われたような、よくわからぬままお会計してしまった。

あなたはまだ肌弱そうだからとコンテスの石鹸のサンプルを貰ったが、でも石鹸だよ?
これって優しくないんじゃ・・。
おそるおそる2日間、少量で洗顔。→吹き出物。
そりゃそうだ。いままで毎日なんて洗顔したことない。超弱洗顔料を秒で週1だったんだから。
これまでの洗顔料でまずは毎日、からに変更した。
1週間しておそるおそるお粉をはたいてみた。これは問題なし。嬉しかった。朝鏡見てお粉をはたく行為。
5年ぶりくらいですから・・・。

でも、そのほかに購入した美容液がなんか頬の一部分を赤くしている気がしていた。
気になって皮膚科へ電話。

その後はまた。

疲れマシタ。

もう限界。

肌の事、ずっと考えている。不毛過ぎる。
とある皮膚科の予約を入れては、キャンセル。

アカツキ病になりつつある。

これは心理的原因が多いそうだ。
肌の事を気にしずきて、触らなさすぎて垢がたまり過ぎる病気。

一般的には肌断食を始めて2年弱。
なるべく顔は洗わない、擦らない、何も付けない、極僅かなワセリンのみ。

それでビニール肌も酒さも治ると思っていた。

確かに、一時よりは赤くは無いしテカテカはしていないし、髪の毛一本で痒みが走る事はなくなったが、吹出物は出来るし、まだ赤くなるし、垢が溜まって痒みがある時も。
怖くてお化粧は出来ないし、洗顔料も何を使えば、どのくらいの頻度かも良いのかわからない。
ワセリンの量も、米粒かゴマ粒か、塗らない方が良いのかも。

綺麗な肌とは程遠い。

歳を重ねているのだから仕方ない事は重々承知。
でも吹出物も赤ら顔もイヤ、化粧もしたい。

肌断食が成功する人は、頭が良く、思考の切替が早く、悩まない人。

肌は環境に変化する最大の臓器。
それをスパルタ方式でコントロールするには強靭な精神と、肌が厚い人。

というわけで、もう辞めます。肌断食。

スッピン美人気取りをしたいわけでも無く、おばちゃんは肌の事を気にせず生きていきたいだけ。
肌を気にして勉強出来なかったり家族に不機嫌な態度を取るのはもう限界。

レーザーでも何でもやる。
ケミカルまみれでもいい。
良くなるなら何でもする。お金もうんとかける。
早く死にたい位なんだから、死ぬ前にやるだけやってからにしたい。
絶食でも断酒でも何でも来いだ。

バイバイ肌断食。

そう、酒さ治療に特化した病院は行かないよ。

ふと思う。

2週間〜3週間に一度実母に電話をする。

こちらの都合で電話をするので、母は出たり出なかったり。

コールしている間に思う。

今は「今のお風呂かな?」「寝ちゃった?」
と想像できる。

でも、実母も高齢。
もし、あの世に行ってしまったら、このコールに出ることは無いのだ。

そんな日もいつかは来る。

私はあと何回、母と電話で話が出来るのか。
あと何回会えるのか。

結婚するまで毎日同じ家に住み、生活していた事が、今では本当に遠い、とおい昔の事。