おばちゃんはどう生きるか

40代更年期と入れ歯問題始まりました。

籠って居られない。

おばちゃんの予定では肌断食半年、少し改善したら夏明けか年明けに仕事再開、の希望的観測だった。

ところが夏終わりに人生で一番の肌崩壊。
垢こびりつき汚肌へ真っ逆さま。

日に日に増す垢に流石に人と会うのも躊躇する。
夕方次子の習い事の送迎や買い物、授業参観位なら帽子や日の暗さで誤魔化せるが、ランチなんてまず無理。だから友達の少ないおばちゃんにとっては問題が無かったのだが。
久々に知人から連絡。会おうとの事。
はぁ。逢いたいけど、此の顔。

鏡を見たくないので放っておいたら結構な事に成っていたにも関わらず、仕事探しをしていたら割と好条件なものが1つ。余り考えずに携帯からエントリー。
1週間後にテスト、面接になった。

少しは対策をとspiの問題集をやってみたが数学は恐ろしく出来なかった。マークシートだから公式を覚えておけば答に近い数字をマーク出来るかもと頭に幾つか叩き込み、いざ迎えたテストは適性検査。
とはいえ、計算も多大に出てきてとても時間内に終えられず、他、記憶テストも不安な結果。
面接を終えて、どっと疲れた。

夏前に面接、書類で各1つ落ちている。また駄目かも、でも、今回も落ちたらとても凹みそうな気がして、受けなけば良かったかもと後悔した。

採用の場合のみ、明日午後~明後日に電話連絡しますとの事。
翌日。

午後になった。何だかソワソワ。採用なら何時ごろ電話はかかってくるもの?
通常業務と平行されているなら夕方かな。
明後日はほぼ無いだろう。連絡がとれなかったとか、他の採用者が断ってやむ無く、位だろう。

15時を回ってもかかってこない。
萎む気持ちになりつつ洗濯物を畳んでいたら。

電話が鳴った。

一先ず良かった。

しかし、落ち着いて考えると余り時給は良くないし社会保障も無い。自宅から割と近いのが良かったが、そこでトラブルが起きたら?第一、こんな汚顔でやれるのか?
安堵も束の間。
でも。肌の事を考えずに仕事に没頭出来たら。
きちんと仕事をこなせば雇用元は問題ない。接客業ではない。

肌は良くならないが、もう少し刺激が無くなるまでは何もしない、の、スタンスだ。
人と有って「どうしたの?」と言われるのも、覚悟で会う他は無い。生きているのだから。

こんな肌でも雇って貰えたことで、少しは何かの足しになること、おばちゃんでも何かこの世にいる意味が出来る。

ありがとう。